おいしいカレーと資産形成の成功は似ている

こんにちは。

保険を売らないお金の専門家。独立系ファイナンシャル・プランナーの下田です。

今日はちょっとだけ、いつもと違う切り口で「資産形成の考え方」をお届けしてみたいと思います。

カレーを作っていて、ふと思ったこと

ある日、カレーを作っている途中で、ふと、こんなことを思いました。

「資産形成とカレー作りって結構共通点が多いよな」

もちろん100%全く同じというわけではないのですが、

  • 何をつくるか決める
  • 材料を揃える
  • 下準備をする
  • “味付け”をする
  • タイミングが来るまでじっくり待つ

という点で、かなり重なる部分があるんですよね。

目次

おいしいカレーの作り方

カレー作りって、ざっくりこんな流れですよね。

  1. カレーを作ると決める
  2. 材料(肉・野菜・ルー)をそろえる
  3. 材料を切って、炒める
  4. 水を入れて、煮込む
  5. 最後にルーを入れて、味を調える

この流れをすっ飛ばして、いきなり「カレールーを入れてもなんとかなるでしょ」と思っても、炒めなかったり、煮込みが足りなかったりすると、味も食感もイマイチなカレーになります。

実は資産形成も同じです。

  1. まず「目的」を決める(老後?教育?自分時間?)
  2. 現状を把握する(家計、貯蓄、収支の見直し)
  3. 使う手段を選ぶ(NISA、iDeCo、保険など)
  4. 少しずつ実行して、育てていく
  5. 最後に、自分に合った“ゴール設計”を整える

つまり、順番を間違えるとうまくいかないということなんですね。

実は…シチューも途中まではカレーと同じ

面白いのが、カレーとシチューって、途中まで作り方がほぼ同じなんですよね。

材料を切る、炒める、煮込む…違うのは、最後に入れる“ルー”だけ。

資産形成も、途中までやることは多くの人が同じです。

家計を整えて、証券口座を開いて、少しずつ積み立てて…
最後にどんな目的を重視するかで「資産の味付け」が変わるんです。

  • 安定性を重視すればシチュー寄り(債券・預金中心)
  • 成長性を重視すればカレー寄り(株式・積極運用)

みたいな感じで、完成形が変わってくるというイメージです。

大切なのは「焦らず、順番に」

カレー作りで一番失敗するのは、煮込む前にルーを入れてしまうことだと言われています。

資産形成も同じで、いきなり「何を買うか?」から始めると、全体のバランスが崩れて、途中で不安になったり、損をしてしまうことも。

まとめ:カレーも資産も、“味わい”はプロセスで決まる

資産形成は、派手な一発逆転の話ではありません。

でも、材料をそろえて、順序を守って、コツコツ育てる

そのプロセス自体が、未来の「安心」や「自由」の味わいをつくっていくのです。

今、あなたが「将来がちょっと不安かも…」と感じているなら、まずは“何を作りたいのか”を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

下田 幸彦のアバター 下田 幸彦 青い森FP事務所 代表

保険を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー(CFP®)です。

ITエンジニア > 保険ショップ店長 > ハウスメーカー金融担当者を経て2016年に独立。投資歴20年。株式投資・FX・不動産投資・暗号資産など幅広い投資経験を持つ実践派。

お金と時間のゆとりを増やすお手伝いをしています。

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