こんにちは。
保険を売らないお金の専門家。独立系ファイナンシャル・プランナーの下田です。
今日はちょっとだけ、いつもと違う切り口で「資産形成の考え方」をお届けしてみたいと思います。
カレーを作っていて、ふと思ったこと
ある日、カレーを作っている途中で、ふと、こんなことを思いました。
「資産形成とカレー作りって結構共通点が多いよな」
もちろん100%全く同じというわけではないのですが、だいたいこんな流れではないでしょうか?
カレーには使用するお肉によってビーフカレー、チキンカレー、ポークカレーがありますし、野菜だけを使ったカレーもあったり、種類が豊富ですから、一口に「カレー」と言っても、まずは何カレーにするのかを決めることが最初の手順になります。
作るカレーが決まったらそれに合わせて材料を用意します。もし材料が足りなければ買い出しに行く必要があります。もし、冷蔵庫にある食材だけで作れるカレーにしよう!という場合はSTEP1に戻ることになります。
何カレーを作るか決まって材料も揃ったら下準備に入ります。材料をカットしたり、フライパンで炒めたり、水に浸けておいたり。
カレーの味付けなんて同じじゃないの?と思うかもしれませんが、使うスパイスの種類や分量によって味わいが変わることがあります。隠し味としてフルーツを使うこともあります。
カレーってじっくりコトコト煮込む料理ですから、少し時間がかかります。ちょうどよい仕上がりになるまで待つのも料理のうちです。2日目のカレーが美味いと言われるのも、時間のおかげかもしれません。
おいしいカレーの作り方のルール
おいしいカレーの作り方って、ざっくりこんな流れですよね。
- 何カレーを作るか決める
- 材料(肉・野菜・ルー)をそろえる
- 材料を切って、炒める
- 水を入れて、煮込む
- 最後にルーを入れて、味を調える
この順番を無視して、いきなり「カレールーを入れてもなんとかなるでしょ」と思って作っても、材料を炒めていなかったり、煮込み時間が足りなかったりすると火の通りがあまくて、味も食感もイマイチなカレーになります。
資産形成も、順番を無視しては美味しい結果にはなりません
実は資産形成も同じです。
- まず「目的」を決める(老後?教育?自分時間?)
- 現状を把握する(家計、貯蓄、収支の見直し)
- 使う手段を選ぶ(NISA、iDeCo、保険など)
- 少しずつ実行して、育てていく
- 最後に、自分に合った“ゴール設計”を整える
つまり、順番を間違えるとうまくいかないということなんですね。
余談:実は…シチューづくりも途中までカレーと同じ
ちょっと余談ですが、カレーとシチューって、途中まで作り方がほぼ同じなんですよね。
材料を切る、炒める、煮込む…違うのは、最後に入れるのが、“カレールウ”なのか”シチューのルウ”なのかの違いだけ。
シチュールウを使わない、本格的なシチューを作る手順はカレー作りとは違います。本格シチュー作りに興味のある方は「白ごはん.com」さんのサイトを参考に試してみてくださいね。
引用:https://www.sirogohan.com/recipe/sichuu
資産形成について言えば、多くの人にとって途中までの流れは同じです。
最後の味付けにあたる部分は、最初の目的によって変わるんです。
- 安定性重視なら、債券投資や預貯金を中心とした守りの運用が中心。
- 成長性重視なら、株式投資を中心とした積極運用が中心。
みたいな感じで、完成形が変わってくるというイメージです。
大切なのは「焦らず、順番を守る」こと
カレー作りで一番失敗するのは、煮込む前にルーを入れてしまうことだと言われています。
資産形成も同じで、いきなり「何を買うか?」から始めると、全体のバランスが崩れて、途中で不安になったり、損をしてしまうことも。
まとめ:カレーも資産も、“味わい”はプロセスで決まる
資産形成は、派手な一発逆転の話ではありません。
でも、材料をそろえて、順序を守って、コツコツ育てる。
そのプロセス自体が、未来の「安心」や「自由」の味わいをつくっていくのです。
今、あなたが「将来がちょっと不安かも…」と感じているなら、まずは“何を作りたいのか”を考えるところから始めてみてはいかがでしょうか。


