「NISA、周りの人はどう使っているんだろう?」
そんなふうに感じたことはありませんか?
- 自分だけ出遅れていないか
- このやり方で合っているのか
- 本当は、みんな何を選んでいるのか
実は、NISAの相談をしていると、多くの方が“同じ不安”を心の中に抱えています。
私は、保険や金融商品を販売しない独立系ファイナンシャル・プランナーとして日々、NISAや資産形成の相談を受けています。
そして最近、2026年の自分の投資スタイルに合わせて証券会社の見直しをしていました。
理由はシンプルです。
「手数料が安い」「クレカ積立のポイント還元率が高い」のような理由だけで選ぶと、やりたい投資とズレてくることがあるからです。
銀行と証券会社、NISAはどこで使われている?
NISAは「1人1口座」というルールがあります。
- 銀行・信用金庫
- 証券会社
- 一部の保険会社
この中から1つを選んで口座開設をして始めます。
日本証券業協会のデータによると、2025年6月末時点でNISA口座は 2,696万口座。
そのうち、約7割が証券会社で開設されています。
つまり、
多くの人は銀行ではなく証券会社でNISAを使っている
という現実があります。
理由は明確です。
- 銀行:つみたて投資枠と成長投資枠が使える(ただし、投資信託のみ)
- 証券会社:つみたて投資枠と成長投資枠の両方が使える
| つみたて投資枠 | 成長投資枠 | |
|---|---|---|
| 銀行 | ◯ 利用可能 | ◯ 利用可能 (投資信託のみ) |
| 証券会社 | ◯ 利用可能 | ◯ 利用可能 (投資信託、個別株、ETFなどOK) |
NISAの機能をフルに使えるかどうか。
この差が、選択に表れています。
つみたて投資枠だけで足りている?
「まずは、つみたて投資枠でコツコツ」
これはとても健全なスタートです。
ですが、実際の投資金額を見ると少し違う景色が見えてきます。
同じレポートによると、NISA全体の投資額の71%は成長投資枠です。

これは、「成長投資枠が人気」というより、
- つみたて投資枠:少額・定額での積立のため時間がかかる
- 成長投資枠:積立投資も一括投資もできる
という仕組みの違いが金額に表れているだけ、と私は見ています。
株と投資信託、どちらが選ばれている?
さらに興味深いデータがあります。
NISA全体の投資額のうち、64%が投資信託です。

つまり、
- つみたて投資枠 → 投資信託
- 成長投資枠 → 投資信託と投資信託以外(個別株やETFなど)の利用率は同じくらいの割合
という使い方をしていることがわかります。
私は「成長投資枠=個別株への投資」というイメージを持っていましたが、成長投資枠でも投資信託を使って資産形成をしていることがわかります。
年代別に見ると、はっきり分かれる“判断”
年代別のデータを見ると、さらに特徴がはっきりします。

- 30代〜50代: → つみたて投資枠の比率が比較的高め
- 60代以降: → つみたて投資枠の金額が急減
おそらく、ここにはこんな本音が隠れているのではと感じます。
「今からコツコツ積み立てても、増えるまでに時間がかかりすぎる」
年齢によって、“資産形成の正解”は変わるということですね。
大事なのは「周りと同じ」より「自分に合うか」
ここまでデータを見てきましたが、一番大切なことをお伝えします。
それは、
「みんながやっている=正解」ではない
ということです。
- 年齢
- 目的(老後?教育?自由な時間?)
- 使えるお金
- 心理的に耐えられるリスク
これが違えば、NISAの使い方も変わって当然です。
※ データの出典:日本証券業協会「NISA口座の開設・利用状況(2025年6月末時点)」
判断に迷う人へ(無料で整理できます)
もしあなたが、
- 何となく始めたけど不安が残っている
- 周りの話に振り回されている
- 自分の資産形成の軸が分からない
そう感じているなら、まずは「判断の土台」を整えることが大切です。
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『NISA一年生の教科書』
(制度よりも「考え方」に重点を置いています)


