「私の食費って多いですか?」と聞く前に知ってほしい、自分らしい家計の整え方5つの視点

こんにちは。

保険を売らない独立系ファイナンシャルプランナー、青い森FP事務所の下田幸彦です。

今回は、家計管理でよくあるご相談から、「自分らしい家計」を整えるための考え方をお届けします。


目次

「うちの家計の食費って多い方ですか?」と聞かれるけれど…

家計相談を受ける中で、必ずと言っていいほどいただくのが、次のようなご質問です。

  • 「私の●●(食費・洋服代)って使いすぎですか?」
  • 「この年齢でこの貯金額って、やばいですか?」

その気持ちはとてもよくわかります。

誰だって「人と比べてどうなのか?」は気になるものですよね。

でも──

実はこの「平均と比べる」こと自体が、あなたの家計を苦しくしている一因かもしれません。


平均と比べることに意味はある?

たしかに、統計上の「平均支出」や「平均貯蓄額」は、参考情報にはなります。

ですが、それはあくまで“全体の傾向”にすぎません。

あなたが大切にしていることや、暮らし方、価値観によって、支出の優先順位は当然変わってきます。

平均に合わせるために我慢して、かえってストレスを抱えるのは本末転倒です。

「言われてみればそうかも」と思いませんか?


自分らしい家計には、この2つの軸が大切

私の事務所では、家計の良し悪しを評価する際に、次の2点に注目しています。

✅ 自分らしいお金の使い方ができているか?

お金の有意義な使い方は人それぞれ。そこに価値観が表れます。

例えば・・・
  • 健康のために食材にこだわる
  • ファッションや美容に投資する
  • 推し活が生きがい

✅ 収入と支出のバランスが取れているか?

例えば・・・
  • 趣味やこだわりに使う分、固定費を調整する
  • 支出が収入を圧迫していないかを確認する

「大切にしたいことを大切にする」ことと、「収支バランスを整える」こと。

この2つが揃っていれば、他人と違っていても何の問題もありません。


【参考事例】年収300万円・40代女性のリアルな生活費(青森県・一人暮らし)

「とはいえ、具体的な金額感がわからないとやっぱり不安…」

そんな方のために、青森県で一人暮らしをする40歳・年収300万円のシングル女性を想定した、生活費イメージをご紹介します。

想定条件

  • 年収:300万円(月収20万円+ボーナス年60万円)
  • 居住地:八戸市の1K賃貸
  • 通勤:軽自動車
  • 保険:終身医療保険+終身がん保険

可処分所得:約240万円(年間)

手取りの約8割が使えるお金となります。

【内訳例】

  • 社会保険料・税金:約20%(60万円相当)
  • 毎月の生活費:約16万円前後
可処分所得(自由に使えるお金)とは?

会社が支払う給与のうち、社会保険料(厚生年金+健康保険料+介護保険料(40歳以上の場合))と税金を差し引いた金額を可処分所得といいます。

この社会保険料(厚生年金と健康保険・介護保険の保険料をあわせたもの)の負担割合は約15%になります。さらに、所得税と住民税も含めると年収の約20%が天引きされていることがわかります。

結構引かれていますね。

この水準を前提に、どこに重点を置くかは人それぞれです。


家計管理は「数字」だけじゃなく「気持ち」も大切

節約ばかりに意識が向くと、買い物をすることに対して変な罪悪感を感じてしまい、かえって心がすり減ってしまいます。

大切なのは、あなたが「何にお金を使いたいか」をちゃんと理解していること。

  • 「私は何に価値を感じるのか?」
  • 「今後どんな暮らしをしたいのか?」

これを言語化できるだけでも、家計の整え方がガラッと変わります。


「支出を減らす」のではなく「大切なものを知って優先する」

お金の使い方を見直す時、「どれを削るか」ではなく、あなたの価値観に沿って「何を優先するか」という観点で考えると、無理のない改善ができます。

そして、将来に漠然とした不安があるなら、家計だけでなく長期のライフプラン全体を見直すことで、隠れていた課題やリスクが見えてくることもあります。


「私の家計、どこから見直すべき?」と迷ったら

こんなお悩みに心当たりはありませんか?

  • なんとなく毎月お金が減っていく…
  • 無駄遣いしてないのに、なぜか貯まらない
  • 保険や通信費が高い気がするけど、判断できない

そんな時は、「家計改善ポイント診断サービス」をご活用ください。


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✨ まとめ:自分に合った家計が、あなたの暮らしを守ります

「平均的な家計」よりも、「あなたらしい家計」を目指す。

この視点こそが、ストレスのない家計管理、そして将来の安心へとつながっていきます。


この記事を書いた人

下田 幸彦のアバター 下田 幸彦 青い森FP事務所 代表

保険を売らない独立系ファイナンシャル・プランナー(CFP®)です。

ITエンジニア > 保険ショップ店長 > ハウスメーカー金融担当者を経て2016年に独立。投資歴20年。株式投資・FX・不動産投資・暗号資産など幅広い投資経験を持つ実践派。

お金と時間のゆとりを増やすお手伝いをしています。

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